| 継承 | yii\BaseYii |
| サブクラス | Yii |
| 対応バージョン | ２.0 |
| ソースコード | https://github.com/yiisoft/yii2/blob/master/framework/BaseYii.php |
BaseYiiはYiiフレームワークの中核ヘルパークラスです。
BaseYiiを直接使用しないでください。その代わりに、BaseYiiのメソッドをカスタマイズするために置き換えることができる子クラスであるYiiを使用してください。
プロパティ
| プロパティ | 型 | 説明 | 定義元 |
| $aliases | array | 登録されたパスのエイリアス | yii\BaseYii |
| $app | yii\console\Application|yii\web\Application | アプリケーションのインスタンス | yii\BaseYii |
| $classMap | array | Yiiのオートローディングメカニズムで使用されるクラスマップ | yii\BaseYii |
| $container | yii\di\Container | createObject()で使用される依存性注入（DI）コンテナ | yii\BaseYii |
メソッド
| メソッド | 説明 | 定義元 |
|---|---|---|
| autoload() | クラスのオートロードローダー。 | yii\BaseYii |
| beginProfile() | プロファイリングのためのコードブロックの開始をマークします。 | yii\BaseYii |
| configure() | オブジェクトを初期プロパティ値で設定します。 | yii\BaseYii |
| createObject() | 指定された構成を使用して新しいオブジェクトを作成します。 | yii\BaseYii |
| debug() | デバッグメッセージをログに記録します。 | yii\BaseYii |
| endProfile() | プロファイリングのためのコードブロックの終了をマークします。 | yii\BaseYii |
| error() | エラーメッセージをログに記録します。 | yii\BaseYii |
| getAlias() | パスのエイリアスを実際のパスに変換します。 | yii\BaseYii |
| getLogger() | yii\BaseYii | |
| getObjectVars() | オブジェクトのパブリックメンバー変数を返します。 | yii\BaseYii |
| getRootAlias() | 指定されたエイリアスのルートエイリアス部分を返します。 | yii\BaseYii |
| getVersion() | Yiiフレームワークの現在のバージョンを表す文字列を返します。 | yii\BaseYii |
| info() | 情報メッセージをログに記録します。 | yii\BaseYii |
| powered() | 「Powered by Yii Framework」情報を表示できるHTMLハイパーリンクを返します。 | yii\BaseYii |
| setAlias() | パスエイリアスを登録します。 | yii\BaseYii |
| setLogger() | ロガーオブジェクトを設定します。 | yii\BaseYii |
| t() | 指定された言語にメッセージを翻訳します。 | yii\BaseYii |
| trace() | debug()のエイリアス。 | yii\BaseYii |
| warning() | 警告メッセージをログに記録します。 | yii\BaseYii |
プロパティの詳細
$aliases
登録されたパスのエイリアス
関連項目
- getAlias()
- setAlias()
public static array $aliases = [
'@yii' => __DIR__,
]$app
アプリケーションのインスタンス
public static yii\console\Application|yii\web\Application $app = nullpublic static yii\console\Application|yii\web\Application $app = null$classMap
Yiiの自動読み込みメカニズムで使用されるクラスマップです。配列のキーはクラス名（先頭のバックスラッシュなし）、配列の値は対応するクラスファイルのパス（またはパスのエイリアス）です。このプロパティは主にautoload()の動作に影響を与えます
関連項目
- autoload()
public static array $classMap = []$container
createObject() で使用される依存性注入（DI）コンテナです。クラスとその初期プロパティ値の必要な依存関係を設定するために yii\di\Container::set() を使用できます。
関連項目
- createObject()
- yii\di\Container
public static yii\di\Container $container = nullメソッドの詳細
autoload()
クラスの自動読み込みローダー。
このメソッドは、PHPが未知のクラスを見つけたときに自動的に呼び出されます。このメソッドは、次の手順に従ってクラスファイルを含めようと試みます。
- $classMap 内を検索します。
- クラスが名前空間付きの場合（例：yii\base\Component）、対応するパス別名（例：@yii/base/Component.php）に関連付けられたファイルを含めようと試みます。
このオートローダーは、PSR-4標準に従い、トップレベルの名前空間またはサブ名前空間がパス別名として定義されているクラスの読み込みを可能にします。
例：@yii および @yii/bootstrap の別名が定義されている場合、yii\bootstrap 名前空間のクラスは、bootstrap拡張機能ファイルがインストールされているディレクトリを指す @yii/bootstrap 別名を使用して読み込まれ、他のyii名前空間のすべてのクラスはyiiフレームワークディレクトリから読み込まれます。
public static void autoload ( $className )| $className | string | バックスラッシュ “” が先頭に付かない完全修飾クラス名 |
| throws | yii\base\UnknownClassException | クラスファイル内にそのクラスが存在しない場合、 |